
当社は、1981年に世界に先駆けてAPIシステムを開発。機上でインキ壺ネジを調整することで色合わせをする方式から、多分割されたインキブレードをリモコンデスクから遠隔操作する方式に変更したことで、素早い色合わせを可能とした。
DIAMOND Color Navigatorは、APIシステムの各色毎キー開度調整による色調整から、さらに簡単かつ感覚的に色調整をすることを可能とした、画期的な装置である。本装置により、オペレータの色合わせにおける作業性は格段に向上し、生産性向上とスキルレス化に貢献する。
グローバル化が進むにつれて、印刷物が工業製品のよう規格化され、品質基準で評価される傾向にあることは必然と考えるが、印刷物は、他の工業製品と違い、数値だけでなく、最終的に人の眼(感覚)が顧客満足度に関与する。人間の感覚値でダイレクトに機械を操作する本装置のコンセプトは、印刷品質にプラスαの付加価値を付与するものとして、自動化装置と並んで今後、広く普及していくものと考える。
当社ではさらに、本装置を、商業用オフセット輪転機、新聞輪転機などへ展開していく予定である。
印刷業界におけるデジタル化は、工程間、工場間、企業間を問わず今後さらに進むことは間違いない。また熟練オペレータの不足などを考えると本装置は、現在の印刷業界の要求にマッチするものと確信している。
今後ともお客様の声に耳を澄まし、“どうすればお客様のニーズにベストマッチできるか”を常に考え、良い製品をご提供できるよう注力する所存である。
| 〈表1〉 主要仕様 |
| 項目 |
仕様 |
| 対応印刷機 |
◎ IPCの搭載された枚葉印刷機1型〜3型
◎ 最大色数:片面12色/両面16色 |
| 主な機能 |
◎ カラーナビゲーション機能によるインキキー開度調整
◎ インキ元ローラ回転数、水元回転数、見当調整、インキ呼出ON/OFF切替えに関するリモコン操作が可能 |
| 操作インターフェース |
◎ 2画面連動型タッチモニタによる操作 |
| 導入条件 |
◎ 画面表示用の絵柄データ取得の為、PPCサーバとのネットワーク接続が必要
(1台のColor Navigatorで制御できる印刷機は1台です) |
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DIAMOND Color Navigatorは、2006年度の「日本印刷学会 技術賞」を受賞しました。本賞は、印刷産業の発展、あるいは印刷技術の他産業への応用に顕著な貢献をした技術内容に対し、技術の新規性、進歩性、市場性、展開性などを総合的に評価し、表彰されるものです。今までにない、三菱独自のコンセプトに対して高く評価して頂きました。 |