DIAMOND Color Navigatorは、オペレータの色合わせ作業をアシストする複数の機能を有している。各機能は、インキキーゾーン単位で使い分けることが可能であり、絵柄に応じて最適な色合わせ方法を選択することができる。代表的な機能は以下の通り。

〈図4〉 操作画面の一例

(1)目視評価による手動色調整機能

 従来のインキキーボタン操作を代用する本装置の基本機能。
 色調整の指示方法として、“インキ濃度の増減指示”、“カラーバランスによる指示”、などオペレータの感覚に合った方法を選択することができる。

(2)絵柄スポットの色合わせガイダンス機能

 特別に管理する部分(絵柄スポット)の正確な色合わせを行う場合に有効な機能。
 ハンディタイプの分光濃度計を用いて絵柄の任意の位置における色見本と印刷物の色計測を行い、その差異の表示と、色見本に近づける為のインキキー調整量のガイダンスを行うことができる。

(3)簡易色調管理機能

 予めハンディタイプの分光濃度計を用いた色計測シーケンスを設定することで、連続して計測データを取込み、目標値に近づける為のインキキー調整量のガイダンスを行う機能。
 カラーパッチを用いた濃度値やグレイ色の管理をする場合に有効である。
 また、インキ元ローラ回転数、水元ローラ回転数、見当調整、呼出ローラON/OFF切り替えといった色合わせに関わるインキキー開度以外の操作アイテムについても、本装置からリモコン操作が可能である。これにより、オペレータは、ジョブ開始後の色調整作業の殆どを、本装置のタッチモニタを用いたユーザーインターフェースを用いて行うことができる。