TPシリーズ(タンデムパーフェクター)またはRシリーズ(反転機構付片面・両面兼用機)の導入を検討した場合に問題になるのは機械の長さである。市街地などのスペースに制約がある工場では、既設の片面機とほぼ同等のスペースで両面枚葉機を設置したいというニーズが強く、XPシリーズはこうしたニーズに応える両面枚葉機の第3の柱として開発したものである。
 XPシリーズの開発コンセプトは「コンパクトなデザイン」と「高い印刷品質」を両立させることである。
 まず、「コンパクトなデザイン」を実現するために、XPシリーズの基本構造を、圧胴から圧胴へ紙を受け渡しする圧胴連接式機構とした。その結果、機械長を片面機並みに収めることができた。
 次に「高い印刷品質」を実現するために、印刷ユニットなどの基本構造は、定評あるNew DAIYAシリーズと同じ設計思想をそのまま継承し、倍径圧胴と“逆くの字”胴配列を採用した。さらにダブルデッカータイプで問題となる見当不良対策および傷入り対策として、「見当精度の向上」と「排紙部における傷入り対策」を実施した。


New DAIYA 308XPの基本構造


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▼両面印刷の高生産性が両面枚葉機市場の急成長を促進 ▼蓄積された両面印刷のノウハウ ▼両面枚葉機の特性
▼XPシリーズの開発コンセプトと基本構造 ▼見当精度の向上 ▼排紙部における傷入り対策
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