弊社の両面枚葉機の歴史は古く、1964(昭和39)年にフランスのマリノニ社との技術提携に基づき、菊倍判の両面単色機ML18Rを国産化したのが最初である。ML型をベースとした単色両面枚葉機は、その後改良を重ねた結果、辞書や百科事典などを主とした文字物印刷の分野で普及し、首都圏を中心にかなりの台数が納入された。弊社では開発当初から排紙部での未乾燥の裏印刷面への汚れや傷入り等、両面枚葉機特有の印刷障害を解決するために膨大なノウハウを蓄積してきた。
 次に開発された両面枚葉機は、1970(昭和45)年に発表した菊全判片面2色刷と両面単色刷兼用機の「DAIYA-II-2P」である。II-2Pは、国内で初めて開発された反転機構付きの兼用機であったが、反転時の紙の制御が難しく、その過程において相当な研究開発が必要であった。この技術は1991(平成3)年の両面多色刷兼用機“DAIYA 3FR”に受継がれ、現在の“Rシリーズ”の基礎となっている。

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▼両面印刷の高生産性が両面枚葉機市場の急成長を促進 ▼蓄積された両面印刷のノウハウ ▼両面枚葉機の特性
▼XPシリーズの開発コンセプトと基本構造 ▼見当精度の向上 ▼排紙部における傷入り対策
▼排紙プリセット(オプション)