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図9 MAX-Saverによる準備時間短縮
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最後に、MAX―Saverの全機能を用いた場合の準備時間短縮・刷り出し損紙低減の効果について述べる。IPCII・PPCサーバIIを含む構成で、定期的なジョブ(特定顧客向け)を印刷すると想定して計算する。
MAX―Saverによる印刷準備時間のモデルケースを図9に示す。版交換時間の12分から4分への短縮、折帖切り替えと版交換の並行作業などにより、総切り替え時間を24分から9分へと短縮することを可能とした。
(実際の準備時間は、オペレータの習熟度、要求品質、非定常要因により異なる。)
またジョブ切り替え時の損紙低減については、SACが適用できるチラシ印刷では白損、黒損を合わせて最大1500部程度の低減が可能と考えている。既設機でもMAX―Saverの機能を部分的に採用した実績があり、SAC無しで1000部以上の損紙低減の実績がある。店名差し替えの場合には、刷り出し損紙はこれ以下となり、400部程度まで抑えることが可能である。
(注)刷り出し損紙については、印刷物の要求品質に依存する。
例として、MAX―Saverの機能の一部を既にご採用頂いている納入先における、一ヶ月間の実績を紹介する。 図10、図11に、定期的ジョブ(チラシ)の刷り出し損紙部数(黒損)のヒストグラムを示す。
図10はジョブ切り替え直後の刷り出し損紙だけを集計したものである。IPCIIやSPEなど、印刷条件・絵柄変更時に効果を発揮するMAX―Saver機能により、刷り出し損紙は従来機と比して平均1100部の低減を果たしている。
一方、図11は主要な定期的ジョブの、店名差し替えを含む刷り出し損紙を集計したものである。SACなど損紙低減量に大きな影響力を持つ機能が無い状態であっても、BRC等の効果により平均損紙部数は790部に過ぎない。
MAX―Saverには、さらにBRC2、SACなどの新たな機能を付加しており、より一層の刷り出し損紙低減が可能となる。

図10 刷り出し損紙実績 |
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図11 |
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