06.11.20
発行
三菱の新技術、全色同時版交換装置を公開

DIAMOND 3000LXの印刷実演
(Graph Expo 2006)

drupa2004で、弊社は“ 同位相版交換装置”を含む新技術を搭載した独自のワンパス両面印刷機タンデムパーフェクター「DIAMOND 3000TP」 を出展しました。このシステムにより、全ユニットを同時に版交換可能な状態にすることで、ジョブチェンジの大幅な時間短縮を可能としました。

このd r u p a 仕様のD I A M O N D 3 0 0 0 T Pは、“ 半自動版交換装置(SPC)”と同位相版交換の技術を併せ持つことで、印刷終了後、全色同時に版胴が交換位置まで回転し、オペレータが旧版の取り出しと、新版のセットをするだけで、自動的に版の位相を印刷状態に戻すことが可能でした。またこれにより従来の版交換よりも格段に作業性が向上しましたが、最終的にはジョブチェンジにおける全工程を自動化し、印刷準備にかかるトータルタイムのさらなる時間短縮が三菱の目標でした。

この全工程自動化への挑戦は、弊社の米国販売会社MLP U.S.A.と共同出展したGraph Expo2006の会場で実現しました。この新しい版交換システム“SimulChanger※(全色同時版交換装置)”を搭載した菊全判枚葉印刷機DIAMOND 3000LX(6色+コータ)のデモンストレーションでは、排紙部に設置したデジタル時計だけでなく、記念品として配布したストップウォッチを手にする多くのお客様とで、版交換作業にかかる時間を計測しました。そして、この版交換作業における驚異的な時間短縮を、多くのお客様が各々の手元で確信することとなりました。

SimulChangerの搭載により、オペレータは運転中でも新版をセットすることが可能となり、その他の版交換作業である、版胴の最適位置合せ・旧版の取り外し・締付け・仕上げ・新版の張り・位相の復帰が、リモコンデスクのボタンをワンプッシュするだけで自動的に完了します。これによりジョブチェンジ時間の短縮だけでなく、印刷品質の確保と機付人員の削減を同時に実現することが可能となりました。弊社はこの三菱固有の技術にさらなる磨きをかけ、三菱の全ラインナップに搭載することを次なる目標として開発を進めていきます。

※SimulChangerは、米国仕様機に搭載する場合の装置名称です。



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