この度、三菱重工業は中国トップの印刷機械メーカーである北人印刷機械股 有限公司と合弁で、枚葉印刷機の製造・販売会社「北京三菱重工北人印刷機械有限公司」を北京市に設立しました。2008年の北京五輪や2010年の上海万博などを控え、印刷物の需要が急増している中国市場へ本格的に参入をはかり、中心的役割を担っていくことを狙いとしています。
北京三菱重工北人印刷機械有限公司は、弊社が高級枚葉印刷機の分野で培った「New
DAIYA」の定評ある技術をベースに、小型(1型)の高級印刷用枚葉機の生産・販売を手掛けます。初号機は今秋に完成予定で、北人印刷機械股 有限公司のルートを活用して販売し、2010年には小型(1型)枚葉機市場で40億円の売上げ、シェア25%の獲得を目指します。
資本金は4,600万元(約6億円)、出資比率は弊社が51%、北人印刷機械股 有限公司が49%。北京経済技術開発区にある北人印刷機械股 有限公司の敷地内に工場を構え、当面40人の人員体制(3年後120人体制)でスタートします。初代董事長には北人印刷機械股 有限公司より朱武安、総経理には弊社紙・印刷機械事業部より一政グループ長が就任します。

北人印刷機械股 有限公司は、北京市工業促進局傘下の企業で、北京市新設の経済技術開発区に最新の製造設備を保有し、枚葉機、輪転機など各種印刷機械を手掛けており、豊富な実績を持っています。年間売上9億9,500万元(約140億円、2005年実績)。従業員は約3,000人です。
“世界の工場”として成長を続ける中国では、その消費活動を促す商品カタログやポスターなどの作成が増えており、枚葉機をはじめとする印刷機械の需要も急拡大しています。
しかし、同国では、高速・高品質・多色刷りの高級印刷を可能とする国産技術が確立されておらず、印刷機最大手の北人印刷機械股 有限公司も、その技術を有する協業先を模索していました。今回の合弁新会社設立は、このような北人印刷機械股 有限公司と、中国に生産拠点を必要としていた弊社との双方のニーズが一致したことによるものです。
新会社は、小型(1型)枚葉機の競争力強化をはかりながら、中国市場での占有率のさらなる拡大を目指します。大型(3型)枚葉機や輪転機の製造・販売については、これまでどおり弊社独自で行う方針で、成長著しい中国市場で、一層積極的な営業活動を展開してまいります。

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