タンデムパーフェクター(両面刷枚葉印刷機)“New DAIYA308TP”の内覧会を実施
三菱重工業は、2月4日〜6日の3日間、同社紙・印刷機械事業部(広島県三原市)に国内はもとより海外から70社、約120名の印刷会社関係者を招き、タンデムパ ーフェクター“New DAIYA308TP”の内覧会を実施した。
タンデムパーフェクター(Tandem Perfecter)は、昨年3月に販売を開始した世界で初めてのユニークな機械構成を持ったオフセット枚葉両面印刷機。
専用の裏刷印刷ユニットで裏面を印刷したあと、新開発の連接ユニット(乾燥装置取付可能)で紙を反転することなく、表面印刷印刷ユニットへ送り込む方式で、ワンパス両面印刷機としては、紙にとって最も負荷の少ない機構を採用している。
また、標準仕様機でも0.6mm、厚紙仕様機では0.8mmまでの厚紙の両面印刷を可能とした画期的なマシンでもある。
内覧会は、紙・印刷機械事業部長 木山取締役の挨拶に続き、開発担当の枚葉機設計課、平田主席によるプレゼンテーションの後、組立工場へ移動、実機による印刷実演を見学した。
展示機は、カタログなど高品質な商業印刷物のワンパス両面印刷を目的に導入される菊全判裏4色、表4色のNew DAIYA308TPで、インラインコーターやUV乾燥装置を搭載していない標準仕様機であるが、これらの装置を特別仕様として組込めば、様々な付加価値印刷やパッケージングなどの厚紙印刷も可能となる。
なお、タンデムパーフェクターは、現在、すでに四六全判の400TPが2台、菊全判の300TP2台の合計4台が納入されており、更に3台が本年3月末までに納入される予定である。
“タンデムパーフェクター”の主なる特長は下記の通りである。
(1)高生産性の実現
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毎時 13,000枚の高速印刷を可能とした。
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面付け制限、紙尻側の非印刷長の制限、更には用紙の断裁精度などの制約を排除した。
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0.6mmまでの厚紙両面印刷(厚紙仕様機は0.8mm)を可能とした。
(2)高印刷品質の実現
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色間見当精度の確保
(ファンナウト対策、印刷中のバックテンションを構造的に排除)
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表裏見当精度の確保
(印刷中のバックテンションを構造的に排除)
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表裏印刷品質が同じ
(乾燥装置取付の場合、セラミックジャケット不要)
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表裏ともOPニスコーティングが可能
(3)信頼性、作業性の向上
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表刷ユニットは従来機と同じ
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裏刷ユニットも従来機と同じ設計思想(逆くの字、倍径圧胴)
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同床式のため昇降作業が不要
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新開発の連結ユニットは印刷面にこすれや汚れが発生しない吸着式3倍胴(四六全機の場合は倍胴)シリンダーを採用
主要諸元
DAIYA300TP
DAIYA400TP
最高印刷速度
13,000枚/時
11,000枚/時
最大紙寸法
1,020×720mm
1,120×820mm
最大印刷寸法
1,020×710mm
1,120×810mm
紙厚範囲
0.04〜0.6mm
厚紙専用機の場合は0.2〜0.8mmも可能