LITHOPIA BT2-800SSS demoステージ
  デモンストレーション
  ・lithopia_bt2_800sss.wmv(30.6MB)
  Windows Media Player の入手 閲覧にはWindows Media Playerが必要です
こちらからダウンロードしてください
シャフトレス輪転機に新たな可能性。
世界初のパッチレスインライン品質制御装置
『MAX DIAMOND EYE』を搭載
 
MAX DIANOND EYEは、プリプレスから取り込んだ画像イメージデータとドットゲイン特性など商業オフセット輪転機の印刷特性を基に、印刷目標値を演算して設定、機上のイメージセンサから取り込んだ実際の画像との比較評価により、色濃度管理用のカラーパッチなしで商業輪転機での色合せ作業の全自動化を実用化した世界初のシステムです。
システムは、PPCサーバ、IPCU+、操作デスク、制御装置、イメージセンサなどから構成され、PPCサーバは、CTPサーバ側からCIP3/4イメージデータを受信、制御用データに変換して蓄積します。蓄積された制御用データは、IPCU+を経由して制御装置へ送信されます。
印刷が開始されると、制御装置は、受取ったイメージデータに基づき、イメージセンサから送られた実際のイメージデータと比較して、自動的に制御、検査を行います。
 
主な機能
1.立ち上げ制御機能
2. 良紙後制御機能
3. 紙面検査機能
製版画像データをもとにCMYK各色のインキの目標濃度を自動算出。センサで読み取った印刷紙面の色が目標濃度と一致するようにインキ供給量をコントロールします。印刷開始から刷了までフルオートで色調整を行うため、オペレータによる操作は必要ありません。 オペレータが色調整した紙面濃度をCMYK各色の目標値として取り込んで制御することも可能です。印刷紙面をいったん抜き取り、手動で色合わせを行った後に印刷を再開すると、調整後の濃度に色を合わせるようインキ供給量を自動コントロールします。 従来のカラーパッチ方式では検出できなかったインキたれや水タレなどによる紙面上の小さな汚れを自動検出することが可能です。不良紙が発生した場合、信号をスタッカーバンドラなどへ出力して自動的に排除されます。
 
基本仕様
仕  様
MHI品質制御装置(MAX DIAMOND EYE)
装置構成 1web用表裏センサ(計2本)、操作デスク、4C/4Cインキキー制御
濃度制御機能 2制御モード(パッチレス)
 立上げ制御:各色±0.2D以下(コラム単位繰返し制度)
 良紙後制御:各色±0.1D以下(コラム単位繰返し制度)
紙面検査機構[大ヤレ検知]
(最小欠陥検出径)
各色4mmφ
(白紙上で濃度1.0Dの場合)
印刷対応速度 10.92mm/sec(1,200rpm(546mmカット))
本装置必要なシステム オンライン接続されたNewPPCサーバー(製版画像)、及びIPCII+
注)特色対応:画像データを用いて良紙後制御のみとなります。(重ね絵柄不可)
 
世界各国に納入された150台を超える三菱重工のシャフトレス商業用オフセット輪転機、“LITHOPIA MAXシリーズ”。
高い機械剛性が、高品質と安定性を保証するLITHOPIAの伝統技術とシャフトレス技術との相乗効果を最大限に生かしたMAX-Saverを標準装備、準備時間の短縮や損紙低減をはじめ、トータルランニングコストの低減などの多彩な成果が高い評価を頂いております。
IGAS2007出展機は、ハード・ソフトの両面においてグレードアップしたB縦半裁判の『LITHOPIA BT2-800SSS』。
多品種・小ロット印刷物にも対応可能な“小回りの効く”商業用オフセット輪転機です。
 
東京都青梅市
株式会社文化印刷
代表取締役社長 小林陽二氏(左)
常務取締役  齋藤 修
「チラシを中心に、企画から印刷まで
多様化する顧客ニーズに応える」
小ロットオフ輪印刷に最適な設備と品質へのこだわりと
匠の技で大きな実りを実現。
 IGAS2003特集号として発行したPR誌ダイヤ101号では、LITHOPIA BT2-800SSS(以下SSS機と称す)の納入先として株式会社文化印刷(本社:東京都青梅市)を訪問、小林社長のインタビュー記事を掲載しましたが、それから4年、今回は偶然にもIGAS2007展示機が同社への4台目のSSS機であり、三菱重工の商業オフ輪1,700号機であることが判明、再度同社を訪問して、SSS機に対する評価や今回の導入目的などについてお話を伺った。

 1973(昭和48)年に、東京・青梅市で創業した同社は、SPツールの企画、デザイン、製版、印刷までを一貫して引受ける印刷会社として発展してきた。チラシ需要の増加を見込んで1989年に他社製のオフ輪を導入、1992年にリソピアB縦四裁機(BT3)を導入したのが三菱との最初のお付き合いであった。そして、1999年に現在の同社1号機であるリソピアBT2-800(Neo)の導入の後、BT3の更新として2002年にSSS機を導入した。
 小林社長が最初にSSS機に出会ったのは、国内で初めてのシャフトレス商業用オフセット輪転機が披露された三菱三原の内覧会であった。
 「三菱重工伝統の剛性の高い機械構造に、シャフトレス駆動のシンプルさが加わった機械を見て、またMAX-Saverのコンセプトを聞いて、当社の求める小ロット対応のオフ輪は“これだ”と、その場で導入を決断しました」と小林社長は当時を思い出して語った。
  このようにしてSSSは関東地区の1号機として稼働を開始したが、その後、2004年7月に2号機を、2006年12月に3号機を増設、そして今回4号機を増設する。
 小林社長になぜSSS機ばかり揃えることになったのかを伺った。「やはり何と言っても使い易さです。当社には三菱の倍径ブランケット胴の輪転機もありますが、これと比較すると、差は歴然です。通常15分かかる版替作業がSSSなら5分以下です。当社には10,000部以下の小ロットの仕事もあるので、小回りの良いマシンが絶対条件であり、今回もSSSに決めました」と語った。
 同席された齋藤常務から、「当社は、7月に新しいCTPを増設して、いまFMスクリーン印刷に挑戦しています。そしてMISを導入して、Max-netと接続することで、来年には全社をデジタルワークで結ぶ予定です」とのお話を伺った。
 本社工場の新社屋、第2工場の建設など環境整備に加えて、ソウトパワーの強化にも積極的な同社の未来は明るいと確信した。
 
 


紙・印刷機械事業部 印刷機械技術部
印刷機械制御設計課
 小川 雅靖
フルオート化へのブレークスルー。

MAX DIAMOND EYEは、新聞印刷の分野で当社が先行開発した世界初の「パッチレスインライン色調制御」を商オフ用にブラッシュアップしたシステムです。印刷用紙が固定される新聞に比べ、商オフの場合、対応しなければならない紙種も幅広くなり、要求される印刷濃度や画線率も大きく異なります。また、印刷面にインキがどれだけ盛られているかリファレンスを取るための「余白」も少なく、センシングはよりシビアになります。このため、制御アルゴリズムの最適化をはじめ画像処理システムの徹底見直しを行いました。商オフはシャフトレス化によってジャンプアップを遂げましたが、MAX DIAMOND EYEもフルオート化へのブレークスルーとなるはずです。IGAS2007ではオペレータがノータッチでリアルタイムに色合わせを行うデモをご用意しておりますので是非ご注目ください。