いま、わが国の印刷業界では“業態変革”が重要なキーワードとなっているが、この契機は、全日本印刷工業組合連合会(略称「全印工連」)が2004(平成16)年10月に発表した「業態変革推進プラン−2008計画」。この2008計画では、「各企業が自らの意思に基づき“業態変革”を行い、印刷物製造を核としながらソフトサービス化を図ることで、“情報価値創造産業”を目指すべきである」とし、そのために「“全体最適化”を考えた変革を成し遂げていく必要がある」と提言している。
 株式会社NPCコーポレーションの西井 幾雄代表取締役社長は、現在、大阪府印刷工業組合の副理事長として業態変革推進委員も務める。
 しかし、同社は、こうした“業態変革”という言葉がなかった時代から、印刷業を取り巻く社会環境の変化を先取りして、会社の形態や事業内容を変化させながら、適切に対応してきた。この“変革”という社風は、2004(平成16)年、社名をナニワ印刷からNPCコーポレーションに変えるまでに至った。 “変革”をテーマに、同社の沿革や現状、これからの方向性について、本社を訪ねて、お話を伺った。