FMスクリーニングやCMSの知識も豊富な製造部 プリプレスグループ 鈴木一成リーダー。
現在のフクインは、フェアドットとスタッカート(Staccato:クレオ)という2つのFMスクリーニングによる高精細印刷を行っている。現在の姿について、プリプレスの立場から、プリプレスグループ 鈴木 一成リーダーに伺った。
「2つのFMスクリーニングは、網点の形状が違いますので、それぞれ特徴があります。用紙との組み合わせで、発色が変わってきます。当社は両方を持つようになりましたので、この先は用紙や印刷物によって的確な選択して提案していきたいと考えています」
「当社では、CMSを行ったインクジェットのカラープリンター、網点式のDDCP、本機校正と3種類の色校正を提供できます。FMスクリーニングの場合は、本機校正が一番多いですね。高精細印刷を選択されるお客様は、こだわりを持たれるお客様が多く、必然的に本機校正を選択されるようです」
三菱重工の印刷機に満足していると語る製造部 印刷グループ 古滝 聡リーダー。
工場側では高精細印刷への対応はどうだろうか。古滝リーダーが答えてくれた。
「どこの印刷会社でも、印刷現場では、再版時の色再現性の安定というところでは、ドットゲインのコントロールが不可欠になります。当社では、水や室温などの印刷環境の徹底管理とインキやブランケット等の印刷資材管理、印刷結果から導かれたプロファイルデータの蓄積・活用により、安定した印刷出力が実現できるように日々努力しています。しかし、印刷は生き物。高精細印刷の場合には、特に気を使っています。クライアントの見るポイントも細かくなります。技術的には、特に水上がりをシビアに管理します。印刷物の品質精度が非常に上がっているため、印刷する側も技術力を日々高めて進歩しなければいけません。その意味では三菱の印刷機の安定性には大いに助けられています」
色調管理装置MCCSUと同時に導入されたNew DAIYA 304。
反転機構付New DAIYA 302R。
1979年製のDAIYA T-1も健在。