第三の戦略は、「全国がマーケット」であった。林社長は創業時から、全国のお客様を視野に入れていた。従来、印刷会社の常識は地域密着型だった。しかし、それでは1業種1社のお客様としかおつきあいできない。より多くのお客様とおつきあいするために全国を視野に入れていた。「パスポートの要らない地域はすべてマーケットにしていく」という林社長の言葉が象徴的である。
しかし、ただ全国をマーケットにするのではスケールメリットが出てこない。
第四の戦略は「1対1から、1対Nのビジネスへ」である。「従来の印刷物は1対1のフルオーダーでした。しかし、それではコストダウンが難しくなります。そこで、セミオーダー、イージーオーダーへ印刷ビジネスを変えていきたいと考えたのです」(林社長)
そこで、食品スーパーやドラッグストア、ホームセンターなど全国的に店舗数が多い流通小売業に的を絞り、印刷のみならず、その業界を深く勉強し、コンサルテーションを行えるような印刷会社をめざして、事業を展開していった。
 |
蓄積された豊富な情報を発信する
自社発行の出版物群。 |
|

 |