都市、地方を問わず、印刷業界の置かれた環境は厳しい。藤井専務が実情を明かす。
「不景気で需要が落ち込み、パイが縮んでいるのにもかかわらず、印刷業者の数は変わっていません。さらに印刷機の性能が向上して、全体で生産できるボリュームは大きく伸びているはず。その結果、価格競争に走りすぎているのかなという気がします。それに追い討ちをかけるように、製紙会社からは用紙代の値上げがあり、非常に厳しいというのが正直なところですね」
設備と人員の集約を目指す同社にとって、生産効率のアップが至上命題となっていた。そこで反転機構付両面印刷機 New DAIYA 308R のもつワンパスの特長を最大限に生かすため、同機の導入に伴い、既存機である5台の平台を思い切って廃棄し、フル稼働による完全2交代の体制に移行させた。藤戸部長は「同月の対前年度比で158%もの生産向上が図られました。またNew
DAIYA308Rに影響されて、他の既納機の生産効率も上がっています。これは従業員にNew DAIYA308Rの導入により、生産性を向上させる意識が根付きつつあるということです。今後も更に生産性が向上されるでしょう」と目を輝かせた。
反転機構付両面印刷機の魅力は他にもある。地方の印刷会社はいわば何でも屋。表4色裏4色もできれば、片面で8色まで印刷できるという「間口の広さ」が使い勝手のよさにつながる。さらに「4色+ハイファイカラーなど、うちでしかできない付加価値のある印刷が可能ですし、仮にそれをよその会社が2回通しして印刷したとしても、うちが1回でできるということはコスト面でも有利ですから」と藤戸部長は話す。 |

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